乳幼児期の病気
高熱がでる夏風邪、ヘルパンギーナ
夏に流行するウイルス性の感染症。乳幼児に多く見られる夏風邪の一種で、高熱と喉の粘膜に出来る水泡が特徴です。原因となるウイルスは数種類あるため、何度もかかってしまうことがあります。
主な症状
突然39度~40度の高熱がでて、扁桃腺のあたりに小さな水泡が出来ます。最初は1~2ミリほどの大きさですが、2~3日経つと3~4ミリくらいまで大きくなります。熱は数日続きますが、2~3日でほとんどの場合が下がるようです。
自宅でのケア
水泡が潰れると、ひどくしみるため、唾液を飲み込むのもつらくなります。よだれが多くなったり、吐きやすくなったりします。水分を取るのを嫌がることがありますが、高熱がでますので、水分補給をこまめに行ってください。
食事は飲み込みやすい、柔らかいものがいいでしょう。
高熱が出ているときは、熱がこもらないように、1枚薄着にさせて、布団のかけすぎに気をつけてください。
参考
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html" target="_blank">ヘルパンギーナとは 国立感染症研究所